合格率からみるアクチュアリー試験 難易度のぶれ

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試験勉強では作戦も重要です。
まずは合格率の推移を眺めて、傾向をつかんでみてはいかがでしょうか。
数字の羅列をグラフにして可視化させてみました。

この率が大体の目安になるようです。

2010~2018;

H22H23H24H25H26H27H28H29H302010-2018
201020112012201320142015201620172018平均
数学11.9%11.1%46.8%18.4%26.5%20.2%19.7%10.3%13.0%17.0%
生保35.3%12.6%49.2%26.5%10.2%14.0%10.6%26.2%12.8%21.9%
損保12.8%10.5%39.9%30.1%22.6%20.5%13.2%13.7%23.5%20.8%
年金11.6%8.1%46.8%58.2%10.2%18.5%16.6%16.4%35.2%24.6%
KKT18.8%20.5%47.6%20.3%22.0%46.1%17.2%19.0%14.1%25.1%

2001~2009;

H13H14H15H16H17H18H19H20H212001-2009
200120022003200420052006200720082009平均
数学9.7%17.1%17.7%6.8%7.2%10.6%41.8%22.8%18.9%17.0%
生保29.5%9.7%22.5%7.0%10.2%11.0%38.7%21.9%21.5%19.1%
損保29.6%15.2%18.1%22.7%9.9%11.9%13.1%36.6%10.5%18.6%
年金14.5%19.5%12.4%11.4%18.9%11.9%52.0%18.1%11.6%18.9%
KKT17.6%34.3%30.1%11.5%23.0%15.3%24.8%27.1%15.1%22.1%
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アクチュアリー試験の合格率を見てみよう

1次試験の難易度はけっこう動きます。
まずは数字だけで見てみましょう。
合格率 アクチュアリー試験
時々、40%オーバーの所がありますね。
あと合格率一桁の年もあり、難易度の予想はちょっと困難??

さてグラフにしてみるといかがでしょうか?
特徴的な年がいくつかありますね。
合格率 アクチュアリー試験

  • 氷河期
  • ビッグウェーブ
  • あたり年

といった言われ方をするようですが、まあ受けてみるしかないようですね。

全体感としては、数年に一度くらい、ビッグウェーブがあるかもしれない、というものですね。

波に乗るには、キチンと準備して、受験する必要がありますね。
2007年、2012年はかなりの当たり年です、うらやましいww

では、科目別にみてみましょう。
平均値もグラフに入れてます。

数学の合格率推移を考察

一番受験生が多い数学。
いやいや乱高下激しいですよね、
合格率 数学 推移

40%の時に受かった人はラッキーですね。
その後は20%前後で推移して今も難化傾向です。
そろそろ反転して簡単に、、、なれば良いですね。

2018年の結果

プラス3ポイントほど改善しましたが依然として低い合格率です。
数学は初受験の学生など、対策が不十分でない方の受験で母数が嵩ましされる傾向もあるのでその影響もあるかもしれません。

合格率リンクMemo
201813%PDFリンク
2017(H29)10.3%PDFリンク
2016(H28)19.7%PDFリンク
2015(H27)20.2%PDFリンク
2014(H26)26.5%PDFリンク
2013(H25)18.4%PDFリンク
2012(H24)46.8%PDFリンク
2011(H23)11.1%PDFリンク
2010(H22)11.9%PDFリンク
2009(H21)18.9%PDFリンク
2008(H20)22.8%PDFリンク
2007(H19)41.8%PDFリンク
2006(H18)10.6%PDFリンク
2005(H17)7.2%PDFリンク
2004(H16)6.8%PDFリンク
2003(H15)17.7%PDFリンク
2002(H14)17.1%PDFリンク
2001(H13)9.7%PDFリンク

生保数理の合格率推移を考察

保険数理科目の中では一番メジャーと思われる生保数理、やはり数学同様の難易度。
一桁もありますね。
合格率 生保数理 推移

生保数理は難しくしようと思えば無限に問題作れる気がしますので、今のペースだと相応の難しさは継続するように思います。

2018年の結果

15ポイント近く減少、これはかな難しくなったのでしょう。
2014-2016の水準を考えると、2017があたりだっただけかもしれませんが、、、

合格率一桁の時の過去問、是非ともトライしてみてください。
自分は、答え知ってても200分かかりましたよ、、、

過去問の活用方法はこちら

アクチュアリー試験 過去問の効率的な活用方法

合格率リンクMemo
201812.8%PDFリンク
2017(H29)26.2%PDFリンク
2016(H28)10.6%PDFリンク
2015(H27)14%PDFリンク
2014(H26)10.2%PDFリンク
2013(H25)26.5%PDFリンク
2012(H24)49.2%PDFリンク
2011(H23)12.6%PDFリンク
2010(H22)35.3%PDFリンク
2009(H21)21.5%PDFリンク
2008(H20)21.9%PDFリンク
2007(H19)38.7%PDFリンク
2006(H18)11%PDFリンク
2005(H17)10.2%PDFリンク
2004(H16)7%PDFリンク
2003(H15)22.5%PDFリンク
2002(H14)9.7%PDFリンク
2001(H13)29.5%PDFリンク

損保数理の合格率推移を考察

数学と同様の傾向があるように感じますね。
しばらくは難しいのかな、、、
合格率 損保数理 推移

直近の合格率が15%アンダーなので、かなり難しい部類に入ります。
試験範囲が広がって定着傾向にあるからそろそろ簡単になるのでは、、、
と淡い期待をしたくなりますね。

2018年の結果

合格率は+10ポイント、これは大きいです。
もしかしたら、過去数年の合格できなかった滞留者が一気に合格して押し上げたかもしれません。

合格率リンクMemo
201823.5%PDFリンク
2017(H29)13.7%PDFリンク
2016(H28)13.2%PDFリンク
2015(H27)20.5%PDFリンク
2014(H26)22.6%PDFリンク
2013(H25)30.1%PDFリンク
2012(H24)39.9%PDFリンク
2011(H23)10.5%PDFリンク
2010(H22)12.8%PDFリンク
2009(H21)10.5%PDFリンク
2008(H20)36.6%PDFリンク
2007(H19)13.1%PDFリンク
2006(H18)11.9%PDFリンク
2005(H17)9.9%PDFリンク
2004(H16)22.7%PDFリンク
2003(H15)18.1%PDFリンク
2002(H14)15.2%PDFリンク
2001(H13)29.6%PDFリンク

年金数理の合格率推移を考察

グラフの型だけ見ると、いちばん厄介なのは年金かもしれませんね。
合格率 年金数理 推移

めちゃ簡単 or 難しい

の2択です、、、
もう少し安定的な試験問題にしてほしいものです。

ちなみに、合格点調整が入るのは年金数理が一番多い気がします。
基本は60点が合格ラインですが、年金数理は何度か50点に下げられる調整が入ってます。

2018年の結果

年金数理はかなりあたり年だったように思います。
ボーナスステージ、とまでは行きませんが、ここでしっかり合格を確保したいところ。
傾向的に、あたり年を外すと数年くらい氷河期になったりしますので、、、

合格率リンクMemo
201835.2%PDFリンク
2017(H29)16.4%PDFリンク
2016(H28)16.6%PDFリンク
2015(H27)18.5%PDFリンク
2014(H26)10.2%PDFリンク
2013(H25)58.2%PDFリンク
2012(H24)46.8%PDFリンク
2011(H23)8.1%PDFリンク
2010(H22)11.6%PDFリンク
2009(H21)11.6%PDFリンク
2008(H20)18.1%PDFリンク
2007(H19)52%PDFリンク
2006(H18)11.9%PDFリンク
2005(H17)18.9%PDFリンク
2004(H16)11.4%PDFリンク
2003(H15)12.4%PDFリンク
2002(H14)19.5%PDFリンク
2001(H13)14.5%PDFリンク

KKTの合格率推移を考察

概ね安定感あると思うのがKKTですね。
合格率 KKT 推移
当たり年の時はきちんと上へはねて、それ以外でも20%程度の比較的安定した合格率です。

2018年の結果

KKTは珍しく難問だったようです。
合格率が15を切るのは2004年以来の事、十数年ぶり。

みなさんKKTから合格取りに行くのですが、正会員までの長い道のりを考えたらあまりお勧めしません、、、

試験勉強のセットはこちらで書いてます。

保険数理科目の合格は高い評価だった

未経験からのアクチュアリー参入は可能?

アクチュアリーの転職事情 未経験者が参入するにはどうしたらよいか?
未経験者からアクチュアリーとして転職したい方向けの記事。 転職経験・面接経験のある外資勤務の正会員のインタビューを基に構成してます。 アクチュアリーの転職求人はいつも慢性的に出ていますが、「経験者採用」であることがほとんど。 そんななか、他業界から保険数理の世界へキャリアチェンジした方もいらっしゃいます。 そんな業界未経験からの転職の道を探ってみましょう。
合格率リンクMemo
201814.1%PDFリンク
2017(H29)19%PDFリンク
2016(H28)17.2%PDFリンク
2015(H27)46.1%PDFリンク
2014(H26)22%PDFリンク
2013(H25)20.3%PDFリンク
2012(H24)47.6%PDFリンク
2011(H23)20.5%PDFリンク
2010(H22)18.8%PDFリンク
2009(H21)15.1%PDFリンク
2008(H20)27.1%PDFリンク
2007(H19)24.8%PDFリンク
2006(H18)15.3%PDFリンク
2005(H17)23%PDFリンク
2004(H16)11.5%PDFリンク
2003(H15)30.1%PDFリンク
2002(H14)34.3%PDFリンク
2001(H13)17.6%PDFリンク
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1次試験の合格率は今後どうなるか?

※あくまで個人的予想です※

1次試験は易化すると思う理由

日本全体の人口が減っている中、アクチュアリー試験の受験生そのものが減少傾向に向かうと思うからです。

受験生が減り、今までの難易度が続くと、正会員の供給が難しくなる可能性がありますよね。

理数系の素養があって、アクチュアリー以外の道に進む方は多数いるわけで、それでも一定の合格者を輩出させざるを得ません。

となると、試験委員会の立場で考えたら、試験を無理に難化させるインセンティブがなくなりますよね??

過去問をがっつり勉強することがもはやスタンダードなわけで、ひねりの無い過去問丸パクりの問題が出たら、必然的に「易化」となりえます。

さてもう一つ。

1次試験は難化すると思う理由

アクチュアリー試験そのものはこの20年程度でかなりメジャーになったと思いますが、まだまだ潜在的な受験生はたくさんいるはずです。

その需要が喚起され、受験生がどっと押し寄せたら、上記の減少要因を上回るスピードで受験生が増える可能性があります。

また、各大学や受験予備校もここ数年で整備されててきますから、あながち机上の空論でもないように思います。

問題の難易度コントロールはある程度可能なわけなので、受験生が増えるにつれて、問題を難しくすることで合格者をぎゅっと絞り始める可能性はありますよね。

上記のアップダウンを繰り返しながら、現在の平均値くらいにゆるやかに収束するのではないかな??というのが個人的予想です。

※しつこいですが、自己判断でお願いします※

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アクチュアリー1次試験の合格体験記

過去の経験を書きましたので読んでみてください。
過去の記憶ですが、何かの役に立てると思います。転職にも有利になりますし、頑張りましょう。

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それではこのへんで。
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四季のブログ/丹志井商店

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