アクチュアリーの転職事情 未経験者が参入するにはどうしたらよいか?

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業界未経験からアクチュアリーとして転職したい方向けの記事。
転職経験・面接経験のある外資勤務正会員インタビューを基に構成してます。

アクチュアリーの転職求人は慢性的に出ていますが、「経験者採用」であることがほとんど。
そんななか、他業界から保険数理の世界へキャリアチェンジした方もいらっしゃいます。

そんな業界未経験からの転職の道を探ってみましょう。

実際の求人を見てみよう

転職するには、まず求人があるかどうかが大前提。
社内人事で何とかなるなら、求人はまず表に出てきません。

また、エージェントに登録して、初めて目にできるクローズド案件が多い印象です。
今回は記事作成に当たってVRPさんの求人データを拝借しました。

アクチュアリー・会計士・税理士の転職・求人なら【VRPパートナーズ】
VRPパートナーズは、アクチュアリー、会計士、税理士、管理系スペシャリスト(財務・管理・CFOなど)の求人・転職に特化した転職エージェントです。

良くある求人はだいたいこんな感じでしょうか:

数理系

【必須要件】
アクチュアリー試験 基礎科目(5科目)で1科目以上合格している方
・生命保険会社/損害保険会社で数理関連の実務経験がある方

【加点要件】
・生保/損保/銀行ご出身の方
・数値を扱う業務に抵抗がなく、予実差異や推移分析に興味のある方
・変額年金等について数理の実務経験がある方

実務経験”必須”なので、よほど隣接する業務経験者でないと、書類選考も厳しそうです。
また、アクチュアリー試験を1科目以上合格というのもなかなかのハードル。
アクチュアリー採用として選抜された人が半年以上かけて挑む試験。
そこに片手間の勉強で挑むにはかなりのエネルギーが必要でしょう。

もう一つ見てみましょう。
こちらはちょっと珍しい、経営管理系の求人。

経営管理系

・資本管理、経理、資産運用、リスク管理、 数理部門のいずれかの分野における実務経験。
・ERMないし金融規制等に関する知識・関心のある方尚可。

*アクチュアリー資格(科目合格者、準会員、正会員)のある方尚可ですが、 資格をお持ちでなくとも、数理的素養があり、上記のような職務経験や、 数理的知識・経験を活かし、新たな分野へチャレンジしたいという方も歓迎します。

・(目安)TOEIC600点以上(メールのやり取り等が必要な場面があります)。
・プロジェクト・マネジメントの経験尚可。
・証券アナリスト資格ほか、Backgroundに記載のいずれかの実務経験に関連する資格を保有している方も歓迎。
・他部門のスタッフの専門家とプロジェクトを組んで業務を行う場合もありますのでコミュニケーション力のある方。

こちらはもうちょっと経験値がゆるい感じですね。
数理系の部署にも特徴/傾向があり、保険数理をバシバシ使うところと、会社全体の数値をみて経営判断サポートをする部署などいろいろ。
これらは密接にかかわるので社内での異動も珍しくないはず。

保険数理関係の仕事は会社によって良くも悪くも「クセ」があります。
金融庁から認可を得たとしても、実際の実務は各社バラバラなので、新卒採用で育てたり、実務経験者を中途で入れるほうがスムーズなことがほとんど。

それでも、数理的な考え方ができて、コミュニケーション能力があれば、十分門戸は開かれているといえます。

傾向をみて狙い目の会社を探そう

こちらは2018年初頭の記事ですが、その時々によって求人内容は変わります。

なぜ、そのときによって求人が変わるのか

保険会社の規制が変わるとき

保険会社の規制は数年サイクルくらいで大きく変わる傾向があります。
今はリスク管理の手法が多様化しており、リスクそのものの考え方がより複雑になってきています。

そういった場合には、いままでの伝統的アクチュアリー業務と異なる分野の専門性が発揮される場合がありそうです。
まだ各社の動きはまちまちですが、特にAIについては、エンジニアの求人は増えるのではないでしょうか。

吸収合併/新規設立

個人的に狙い目はこちらと思います。
保険会社が新しくできるときです。

他業種からの参入の場合、準備会社段階から業界経験者をマネージャー/リーダーとして求人を出し、徐々にスタッフレベルまで求人を広げていくようなスタイルが多いようです。
そのタイミングでは、雑用などが多いためか未経験者の採用枠ができやすい傾向にあると思われます。

また、年齢層の偏りを嫌がる経営層は多いため、年齢が若い方が有利になってしまうこともありえます。

↓こちらの記事では災害救助法適用について生命保険各社のページへリンクしています。
おそらく、全く知らないような会社名も含まれていると思います。

【被害者支援情報】保険料の猶予・迅速な保険金等お支払いについて
「平成30年大阪府北部を震源とする地震」 「平成30年台風第7号及び前線等に伴う大雨による災害」 により被害を受けられた皆さま、ご家族等の関係者各位への情報です。

実は、そんな「マイナー」「設立したて」の会社のほうが、未経験者採用としては狙い目だったりします。

大手社への転職が厳しい理由

大手社の実態もおさらいしておきましょう。

大手社を中心に、新卒一括採用でアクチュアリー採用(候補生)を確保します。
規模と採用計画にもよりますが、5-10人くらいでしょうか??

その後、数年して大手社から他社へ流出(転職)することもありますが、基本的に自前でアクチュアリーを育てる雰囲気が多いです。
また、大手社には”ノンアクチュアリー”のはずが、数理系部署へ異動してそのまま試験に合格して正会員へなるケースも時々いらっしゃいます。
本当に凄い人材が集まるんですね。

というわけで、人材にもまるで大数の法則がはたらいているかのように、優秀な人材が自動的に育つような環境になっているようです。
ここまで教育体制が整っていると、よほど切れ味のある業務経験値がないと、なかなか中途採用は難しそうです。

業界未経験であれば、なおさらでしょう。

転職する時の退職と有給消化の仕方-1 会社側に搾取されないように闘おう
この記事では、転職にまつわるtipsをご紹介いたします。転職は内定とるまでも大変ですが、この記事では「内定取った後」にフォーカスして、有給消化や考えられる苦労や専門職ならではの苦労について書こうと思います。特に、最終出社日については上司達とモメにモメました。

年齢制限はあるか?

合格科目ともに、かなり見られます。
未経験採用であれば、若いほうが有利になりそう。
包み隠さず書いてしまうと「使いやすい」からですよ、、、。
給与面でも新卒に近いほうがコストが安く済みます。

見も蓋もありませんが、これは業務経験者の転職でも全く同様のことが言えます。
コストをほしがる会社はどこにもありません。

  • 20代後半、
  • 理系出身、
  • 数理系3科目合格、
  • 金融関係エンジニア、
  • エクセルにも精通、
  • からの数理系部門への転職などは十分にニーズがあるように思います

    エージェント選びは慎重に

    業界内に精通したエージェントを活用することをお勧めします。
    転職未経験でしたら「なんとなく」「大手みたいだから」ということで足を運んだエージェントに全て任せてしまうかもしれません。

    ちょっと待ちましょう。

    保険業界、実は狭いんです

    グループ会社、親子関係にある会社、両方から求人が出ていた場合を想定してみましょう。
    よほど独立した関係にない限り、それらの会社へ併願することはできません。
    可能かもしれませんが、選考途中で発覚したらおそらく両方とも選考から落ちるのではないでしょうか。

    親子関係だったり資本関係があったりすると、人事交流が頻繁にあります。
    このあたりをきちんと考慮してくれるエージェントを選んでください。

    とにかく転職させようとするところや、
    「ブラインドで手ごたえみてみましょうか」
    といって情報を簡単に流してしまうようなエージェントとは慎重なお付き合いを。
    これで新規開拓ができることもまれにはありますが、それから内定につながるとは限りません。

    外資だと、エージェントからの打診でヘッドカウント(求人枠)が作り出されることが時々あります。

    あとは人として合うかどうかもけっこう大事です。
    なんか疲れるな~と感じる人は避けたほうが無難でしょう。

    アクチュアリー試験は必ず受かろう

    第2新卒扱いでの入社が多く、最低1科目はほしいところ。
    できればKKTでなく、数理系の科目がよいと思います。
    数理系科目を2科目以上合格していれば、かなり有利だと思います。

    アクチュアリー1次試験科目別合格体験記

    過去の経験を書いてみましたので読んでみてください。
    過去の記憶ですが、何かの役に立てると思います。転職にも有利になりますし、頑張りましょう。

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    それではこのへんで。
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