アクチュアリー採用の新卒入社難易度ランキングを再整理してみる

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「アクチュアリー採用の難易度ランキング」なるものをネットで見つけました。
生保業界勤務の正会員に相談して再整理してみました。

買収などで保険業界の地図は少しずつ変化してますので、最新の情報に触れてみましょう。

ところどころに新卒採用サイトへのリンクを張ってますので、業界研究などにご活用ください。

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アクチュアリー採用新卒ランキング

こんな新卒採用ランキングをネットで見つけましたので、突っ込み入れながら眺めてみましょう;

マリン(東京海上日動)、日生

三菱UFJ信託、第一生命

三井住友海上、損保ジャパン、住友信託

明治安田生命、住友生命、中央三井信託

みずほ信託、かんぽ

日本興亜、プルデンシャル生命、アフラック、

アリコ、アクサ、AIU、ソニー生命、T&Dフィナンシャル生命

大同生命、太陽生命、ひらがな生保

りそな信託、三井生命、富国生命

朝日生命

データがかなり古いですね、、、

以下、突っ込みを入れてみましょう。

保険会社は合併などで会社が減少

まず、「アリコ」はすでになく、「メットライフ」と合併してます。

また、「損保ジャパン」と「日本興亜損保」は合併してます。

アクチュアリー枠の新卒採用を実施していた会社が合併すると、学生としては「枠」が減るので、地味に痛いですよね、、、

「損保ジャパン」も「日本興亜損保」も以前はアクチュアリー採用の枠を設けていたはずです。

「三井生命」は「大樹生命」へ社名変更です。

新しい会社がランクインされていない

楽天生命、SBI生命、ライフネット生命

あたりは新卒採用をしているように思います。
楽天やSBIはホールディングスで新卒採用やってますので、そこから入る方法が考えられますね。
意外と穴場かもしれません??

ライフネットは、選考に「論文」を課すことで有名になりましたね。

おそらく今も継続しているのでしょう。

このあたりの会社は、アクチュアリー採用として銘打っているわけではなさそうですが、説明会や面接を通じて聞いてみるのはアリだと思います。

アクチュアリー採用試験を特に実施しなくても、暗黙の了解で「アクチュアリー採用」と同様の扱いをしてくれる会社はありますから。

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2020年春現在の代表的な生命保険会社一覧

ここで、代表的な生保会社を見てみましょう。

新卒採用をしていて、アクチュアリー採用もしているはずのところをピックアップしてます。

※いずれもピックアップと順序は過去の記憶と最近のニュースからみたものです。

大手4社+かんぽ+JA共済

日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命、かんぽ生命、JA共済

かんぽ生命とJA共済をここにラインナップすべきか迷うところですが、規模が大きいですし、地味に人気あるらしいのでここへ入れてます。

また、JA共済は生保・損保・年金を全て業務として持ってますので、ちょっと面白いですね。

ここについてはもはや説明不要に思いますので、詳細は割愛します。

倍率は数百倍~千倍くらいでしょうか、とても狭き門で、難易度が上がります。

アクチュアリーの年収について正会員が語る記事:

https://nishii-showten.com/business/salary/

生命保険会社

かんぽ生命 新卒採用サイト;

http://saiyo.japanpost.jp/

日本生命 新卒採用サイト;

https://www.nissay-saiyo.com/

第一生命 新卒採用サイト;

https://www.dai-ichi-life-saiyo.jp/

明治安田生命 2021年度新卒採用サイト;

https://www.meijiyasuda-saiyo.com/2021/

住友生命 新卒採用サイト;

https://www.sumitomolife.co.jp/about/employ/saiyou/

損害保険会社

東京海上日動 新卒採用サイト;

https://www.saiyou.tokiomarine-nichido.co.jp/

損保ジャパン 新卒採用サイト;

https://www.sompo-japan-saiyo.com/

三井住友海上 新卒採用サイト;

https://www.msig-saiyou.com/

あいおいニッセイ同和 新卒採用サイト;

https://www.aioinissaydowa-saiyou.com/

信託銀行

三菱UFJ信託 新卒採用サイト;

https://www.mutbsaiyo.com/graduate/

三井住友信託 新卒採用サイト;

https://www.smtg-recruit.jp/

JA共済 新卒採用サイト;

https://web.saiyo.jp/ja-kyosai/

外資系生保

新卒採用しているのはこれくらいでしょうか。

プルデンシャル生命、アクサ生命、アフラック、ジブラルタ生命、マニュライフ生命、メットライフ生命

新卒採用をしない年もあるようなので、情報にはご注意ください。

また、中途採用でアクチュアリーを募集することも多いため、

  • 新卒ではいるか?
  • 後から転職して中途で入るか?
  • は意識してよいと思います。

    また、これらの会社、本国がどこか全部わかりますか??

    アクサがフランス、マニュライフがカナダ、他は米国ですね。

    本国が日本でない「外資」ということは、日本基準の決算のほかに、本国基準での決算もあるということです。

    ということは、シ
    ンプルに考えて業務量はちょっと多そうな気がしますよね??

    実態は各社によって異なるのですが、実はそこまで業務負荷は無く、例えば米国系の会社だと

  • 米国会計チーム
  • が独立していたりするので、こういったところはディスクロージャーなどで調べてみると良いと思います。

    アクチュアリーの転職について正会員が語る記事:

    https://nishii-showten.com/business/job-change/

    アフラック 新卒採用サイト;

    https://aflac-fresh.jp/

    AIGグループ

    http://www-510.aig.co.jp/careers/grads.html

    アクサグループ
    アクサ生命 採用サイト;

    https://www.axa.co.jp/recruitment/career

    アクサダイレクト 採用サイト;

    https://www.axa-direct.co.jp/company/recruitment/

    プルデンシャルグループ
    プルデンシャル生命 新卒採用サイト;

    https://www.prudential.co.jp/recruit/staff/new/

    ジブラルタ生命 新卒採用サイト;

    https://www.gib-life.co.jp/st/about/recruit/newgrads/sp/

    マニュライフ生命 新卒採用サイト;

    https://www.manulife.co.jp/newgrads-apply

    メットライフ生命 新卒採用サイト;

    https://www.metlife.co.jp/recruit/fresh/

    カーディフグループ
    カーディフ生命 採用サイト;

    https://life.cardif.co.jp/applicants

    カーディフ損保 採用サイト;

    https://nonlife.cardif.co.jp/applicants

    その他国内生保

    朝日生命、大樹生命、オリックス生命、ソニー生命、富国生命、T&Dグループ(太陽、大同、T&Dフィナンシャル)、楽天生命、SBI生命、ライフネット生命

    学生から見たら、大手社や外資に入りたいと感じますよね?

    まあその感覚はそこまで変なものではなく、保険会社のビジネスモデルを考えたら「大きいほうがいい」というのは間違ってません。

    リスクの分散にはある程度のまとまった規模が必要ですし、資産運用も効率的になります。

    ですが、大手社の競争は熾烈ですし、倍率も高くなります。

    また、「アクチュアリー志望ではあるけど、他の業界が本命」といったハイスペックな人は大手社だけ受けることが多いと思います。

    アクチュアリー志望であるなら、先入観で分けることなく、中堅企業もきちんと分析し、エントリーすることをお勧めします。

    SBIグループ

    https://www.sbilife.co.jp/corporate/recruit.html

    https://www.sbigroup.co.jp/company/recruit/fresh/

    楽天グループ
    https://www.rakuten-life.co.jp/about/recruit/
    https://corp.rakuten.co.jp/careers/graduates/
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    アクチュアリー採用のインターンは有効か?

    内定には繋がらないかもしれない(建前上)が、行けるなら行くべきでしょうね。

    会社の雰囲気がわかるのはとても重要ですし、実際の職場に入れるかもしれません。

    また、交流によって、その会社の人となりが伝わるので入社後の雰囲気がある程度予想できます。

    逆に、インターンで職場に入れない場合は少しだけ注意したほうがよいと思います。

    情報保護の点から職場と別に研修所のようなところでインターンを実施する会社も多いようですが、知りたいのは実際の職場だと思います。

    現実から切り離されたところでお膳立てされたようなインターンだと、なかなか職場の感じがつかめないと思いますし、極力、職場にいけそうなインターンを選ぶと良いように思いますね。

    アクチュアリー採用を蹴って他業界へ行った方の話;
    https://nishii-showten.com/business/2018-actuary-to-game-engineer/
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    内定取った後のご注意!!

    複数の会社から内定取得後、内定辞退を申し出る時は慎重に行きましょう。

    保険業界は狭く、横のつながりが地味にあります。

    大手4社だけでなく、外資系でも横のつながりが多く、商品開発などの情報交換をしたりします。

    「いつどこでばったり」会うかわかりませんので、失礼のないように、誠実に行動することが良いと思います。

    内定取った後は試験勉強しよう

    学生からの受験生が多くなってきましたが、内定取得後は、1科目でも多く勉強して、土台を作っておくことをお勧めします。

    会社によっては試験前に勉強させてくれたり、有給を確保してくれたり、便宜を図ってくれます。

    ですが、時間のあるうちに、ある程度準備をすすめ、知識の土台を固めておくと良いと思います。

    小説から保険会社を理解する

    あまり題材はありませんが、この2冊はなかなかです。

    アクチュアリーが書いた(らしい?)小説;

    『アクチュアリー・桑山啓介の転職』
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    活躍の場を求めて、外資系損保に転職した主人公が見た華麗な海外のアクチュアリーの実態と、外資系会社のウラオモテ…。日本初、数理スペシャリスト集団の世界を描いた力作。

    昭和生命を舞台にしたミステリー。
    支部・支社の熾烈な競争が描写されてます。

    貴志 祐介『黒い家 (角川ホラー文庫) 』
    KADOKAWA
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    顧客の家に呼ばれ、子供の首吊り死体の発見者になってしまった保険会社社員・若槻は、顧客の不審な態度から独自の調査を始める。それが悪夢の始まりだった。第4回日本ホラー小説大賞受賞

    多忙な方にはオーディオブックも良さそうですね。
    アマゾンオーディオ、無料トライアルできるようなので是非どうぞ。

    Audible (オーディブル) 会員登録
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    転職はまだ先の話だけど

    外資へ転職を考える際はいろいろめんどくさくなってきてますので御注意。

    https://nishii-showten.com/business/2019-07-reference-check/

    アクチュアリー1次試験科目別合格体験記

    過去の経験を書いてみましたので読んでみてください。
    過去の記憶ですが、何かの役に立てると思います。転職にも有利になりますし、頑張りましょう。

    https://nishii-showten.com/business/2018-actuary-1st-test-rate/

    baron
    baron
    それではこのへんで。
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