アクチュアリー正会員に聞くシリーズ、損保数理合格・準会員達成!!です。
外資系生命保険会社勤務の方からインタビューしてまとめてます。
のこり1科目!損保数理へ全力投球
コレを読みつつ、過去問もいい加減全部覚えてしまったような感じもありましたが、地道に解くトレーニングを重ねました。
解くというよりは、スクワットや腕立てのような筋トレをひたすら続けるような、そんな感覚で取り組んでいました。
それに加えて、新しく購入した”Loss Models (2nd Edition)”でもさらに計算力を上げてました。
特に危険理論に関してはかなり奥深いところ(テキストの範囲を超えたようなレベル)まで式に慣れて、テキストで扱うケースをさらに一般化したような算式を何度も目にして、何度も書いてみました。
特にルンドベリモデル、調整係数、破産確率に関する方程式・不等式には、かなりはまり込みました。
たとえ試験に出なくても、ここの勉強は以外に面白く、理解がすすむだけでも面白く感じてました。
実際の試験はどうだったか?
1科目だけの受験なので、勤務先でも誰にも心配されず、「まあ当然受かるよねw」くらいの扱いでした。
気楽でよかったものの、若干寂しかったのも事実ですが、、
事前に傾向調べたりとかは抜かりなく。
試験当日。
試験問題をざっとチェックして、「できそうなものから」手を付ける方針。
みつけた、これは、きっと瞬サツでいけそうだ!
ルンドベリモデルが2問ほど。
キュムラントも予め準備してました。
こういったすぐにできる系や、準備したものが運よくヒットし、チェインラダーでのIBNR計算やミニマムバイアス法などの典型的な問題をしっかり解き、手ごたえを感じました。計算ミスがなければ、ほとんど合っていたように感じたました。
☆
試験が終わり、当時のネットで調べた解答速報を調べ、自分の点数を確認した。
当時は配点が細かく決められていなかったので、エクセルに算式を組み、
「この配点だと何点か??」
というシミュレーションを5通りほど確認しました。
極端な配点で無い限り、62点は行きそうだったので、かなり安堵でした。
2月の発表で無事に合格し、やっと準会員になれました。
ちなみに、科目別優秀賞には至らなかったので、まあどっかミスっていたのでしょう。
☆
H30の試験範囲を見てみた
最近の損保数理の試験範囲、知らぬ間にこんなに広がってるんですね、、、
なんですかこれは、、、
「リスク評価の数理」
自分が受験生の頃には無い範囲ですね。
試しに問題見てみましたけど、コピュラとか、これ相当専門的ですよ、、、??
試験範囲がかなり広範囲に広がってますが、おそらく国際的なアクチュアリー試験のカリキュラムに合わせた結果なのでしょう。
やはり準会員の壁は高かった
もともと「学生準会員!」とか穴息荒くして勉強を始めましたが、準会員までに足掛け5年はかかってます。
ダブル合格の年もありますが、1年1科目ペース。
正会員まで平均8年といわれているので、もはや赤信号かもしれない。
まあそこは粘り強くやっていくことにしました。
時々、準会員でも燃え尽きる人がいます。結婚して家庭持ったりすると、なかなか試験勉強ができないようです。
人生長いはずなので、試験に関しては早めに切りをつけたかったですね。
アクチュアリー試験 2次試験受験編は、、、
次回、2次試験受験編へ続きます。
2次試験はそこまで需要無いと思いますが、コメントでご希望いただいたので執筆しました。
なお、当方の受験は「生保コース」です。
5,000字オーバーの大作なので、お時間あるときにゆっくりご覧ください。
https://nishii-showten.com/business/2018-actuary-exam-advance-life/
損保数理関連の参考書籍
このあたりはもはやテキストですね。
自分が受験生の時は、参考書籍が貧弱で洋書にも手をのばしました。
この本は絶版になってしまったのでしょうか、、、すごい値段になってます、、
アクチュアリー1次試験科目別合格体験記
過去の経験を書いてみましたので読んでみてください。
過去の記憶ですが、何かの役に立てると思います。転職にも有利になりますし、頑張りましょう。
https://nishii-showten.com/business/actuary-saite-map/

サイトマップへ
https://www.vrp-p.jp
コメント
詳細なレポートをありがとうございます。二次試験のレポートも楽しみに待ってます!
てらはやさん、
コメントありがとうございます!
生保コースの記事を取材・執筆しますので今しばらくお待ちください。