「万引き家族」に見る家族のカタチ 【ネタバレご注意】

Life-Style
baron
baron
すらまっぱぎ。
丹志井商店へようこそ!

カンヌ最高賞受賞の話題作、

「万引き家族」

先行上映を見てきましたので感想を書いてみようと思います。

ネタバレも少しありますのでご注意。

タイトルからわかるように、
「万引き」をする家族です。

「家族で」万引き、
という方がより正確ですね。

親子で連携プレーをして、
店員の死角を突いて次々と盗む。

題名が妄想を産むようで、
前評判では批判もあったようです。

題名だけで判断してはダメですよね。

映画の描写は実にリアルに貧困な家庭を描いてます。

とにかく「雑多」、「薄暗い」、
「狭い」、「暑い」ような、
ビルに囲まれた一軒家。

「何かを食べている」シーンがとても多いです。
その食べ方も徹底的にリアル。

詳細はごらんになってほしいのですが、
「下品」に「食らう」という
雰囲気がリアルなんです。

どんっと雑に置かれる皿、
片手で膝を立てながらすするそうめん、
鍋をかこんで、器からすする音、

苦手な描写もあると思います。

とまあ、貧乏な家庭でも、
みんな笑顔で楽しくやっているわけですよね。

一方、
映画と別に、
こんなのも発見;


??

一夫多妻でなく、
一妻多夫でもなく、
夫婦 + 恋人(彼氏)  + 子ども

ん、家族に新時代到来の予感ですね。

家族を構成することで、
一つのコミュニティが生まれます。

それは社会資本になりえます。

社会資本といえば、
家族、友人、など、人間関係から得られるもので、
この本を思い出しました。

「万引き家族」は映画を観ればわかるとおり、
「万引き」を通じて年金に頼るという
コミュニティが形成されているに過ぎません。

生活保護受給しないのか、
もっと働けばよいのではないか、

などなど、
万引き以外のほかの案も多数思いつきますが、
一番の貧困は、
彼らの「コミュニティ」そのものが、
社会的貧困になっているように感じました。

万引きで家族のネットワークはできるものの、
万引きをすればするほど、家族は、
社会的に孤立を深めるわけです。

そんな孤立した人たちには、
生活保護のような社会的救済策が届くはずも無く、
どんどん孤立し、あげく、犯罪に走ることに、、、。

家族のカタチにはいろいろあって良いと、
常々思うところなのですが、
もはや結婚できない、
子ども産めない、

こんな人が量産される現状では、

社会的貧困に堕ちる人・予備軍がとても多いように感じます。

そんな、
社会資本の重要さを認識させてくれた、
名作なのではないでしょうか。

ファミリーがいたら、
しあわせに、
大切にしたいものです。

baron
baron
それではこのへんで。
てりまかし。

橘さんの名著、
幸福の資本論は生きるうえでの
「適切な努力」
を教えてくれます。

お読みいただきありがとうございました。 「いいね!」お願いします
最新情報をお届けします。
Life-Style
baronをフォローする
四季のブログ/丹志井商店

コメント