映画感想(ネタバレ全開)「カメラを止めるな!」「終わった人」

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映画を観てきたのでザーッと感想を書いてみます。

カメラを止めるな!

※写真は公式サイトから拝借しました※

INTRODUCTION
監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールの《シネマプロジェクト》第7弾作品。短編映画で各地の映画祭を騒がせた上田慎一郎監督待望の長編は、...

まず初めの30分ノーカット、予め予習してましたが大根役者っぷりが秀逸でしたね。
カメラを止めるな!
んで、ほんとにノーカット。

カメラワークが面白く、これホントに走ってるの??
みたいなのが多数あったように思います。
ほんで、流れるエンドロール。

あれあれあれあれ、
おいおいおい、コレで終わり??
まじでまじでまじで??
まだ30分だよ??
話題作が30分で終わりは無いよな??

という数秒間の戸惑いの後に映画は無事に続いて、1ヶ月前へ。

なるほどー、こういう設定だったのね、うんうん。

この、生放送でいろいろアクシデントがある展開、なんか既視感。

あ、あれだ、

「ラヂオの時間」

これだ。

三谷幸喜作品「ラヂオの時間」のオマージュ?

すでに出回っている「カメラを止めるな!」の批評では、「ラヂオの時間」のパクリ?みたいな説もあるようですが、まあ似て非なるものでしょう。

カメラを止めるな!の場合、最初に完成された作品「ONE CUT OF THE DEAD」を流し、後から撮影までの経緯と本番の撮影、という流れ。

本番で流れたいろんな「???」は全て伏線だったとわかります。
このやり方はウマイなぁと、飛行機の中で独り悦に入ってました。

※シンガポール航空の飛行機役内で観ました。

台本通りに行かないアクシデント、
でも生放送、
言うこと聞かない役者、
アドリブで場を繋ぐ、
なぜか出しゃばって現場回しちゃう娘さん、

これほとんどラヂオの時間そのものかなーと。

出しゃばる娘さんがラヂオにないオリジナリティ感じます。

ラヂオの時間では(ラジオなので)映像放送がなく、音とナレーションだけ。
音響を工夫する、笑える場面が多数ありました。

対するカメラを止めるな、は、生放送。
その緊迫感をもって最初から見直したら更にオモロイのかなぁと。

作品のエンドロールでは、
カメラを止めるなの中に出てくる
「ONE CUT OF THE DEAD」
を「撮影しているところ」を撮影している風景が流れます。

もしかして、本当に見せたいの、このエンドロールだったのかな??
なんて思いながら映画は幕を閉じるのでした。

さて、お次は「終わった人」、です。

終わった人

東大卒からメガバンクを定年した、しがないオジサンが主人公。
趣味なし、仕事なし、などなど、わかりやすい設定ですがそのおじさんが「舘ひろし」ではかっこよすぎでしょう。

てな感じでツッコミどころ満載、とりあえずツッコミ入れてみましょう。

まず、いくら定年だからってガラケーはないでしょう??
今どきスマホくらい使うでしょうに、ずいぶんとした設定だなと。

ほんで、高校は東北地方で、そこかしこに出てくる東日本大震災のネタ。
地方から東大に出て、ラグビー部キャプテンの地元では一目置かれたような主人公羅漢(ラカン)。

メガバンクで役員コースのはずが同期に負けて関連会社へ出向(銀行では事実上の左遷らしいですね)。

趣味なし、友達なし、仕事なし、
極めつけは妻との不仲。

ジムで知り合ったIT企業の若き経営者から、顧問を打診されて、現役復帰。

こんなうまくいかんやろー!

なんて野暮な事は言っちゃいけません。

ほんで、これまたありがちな社長の突然死。
漫画でよくある、キーパーソンの死。禁じ手、、、。
やー、ここで殺しちゃあかんやろ、
んで、なんで顧問から社長に昇格されるわけだー??

なーんてことを考えながら観ちゃうわけです。

なんと言うか、ステレオタイプというか、まあわかりやすいんですけどさ、仕事に戻るところを描くのなら、もうちっと現役時代の仕事に関する描写があっても良いんでないかなぁなんて。

関連会社へ出向して役員って、まあ窓際なんでしょうから、たちばな銀行(現役時代のメガバンク設定)で最優秀支店表彰されるまでのところとか(基準わからんし)、もう少し肉付けしてくれたら現役サラリーマンから支持されるんでねぇのかなぁと。

たぶん、作品作るにあたって、サラリーマン経験者が携わってないのかもなあなんて。

社長になってから、取引先が焦げ付いて倒産っていう流れ、それも随分とスムーズに会社畳むよなあ。
もちっと泥臭いシーンがあっても良いのにねえ。

このあたりの描写は映画の本筋じゃないんでしょうけど、ラカン(主人公のあだ名)は仕事しかなかった人生なわけですよ、仕事をもっとイキイキとしてる場面があってもよかんべなぁなんて。

熱海のシーンはあとからジワジワ来ましたが(笑)

回収されない伏線、、、??

ラカン、どうしたんだ、大学院行くって言ってたじゃんか!
嫁さんも応援してたじゃんか!
熱海でふられたからって、進学の志はどうしたんだ??

顧問から社長になって、倒産して、進学は諦めたのか!
そこからこそ進学じゃないのか!

奥様は軍資金1,000万で従業員二人を抱える美容院開業しちゃうし、卒婚(離婚しないで別生活する事を言うらしー)しようって嫁さんから三行半突き出され、会社の負債は社長のラカンが肩代わりするし(←これの法的根拠が気になる)、だけどラカンは地元戻ってNPO法人手伝うとか、お前借金どないしたんや??と思うわけです。

なんですけど最後には嫁はんがラカンのところにきて、

「2ヶ月おきに染めに来るね」

なんて、ハッピーエンドなんですけと、奥さーん、お店休み過ぎー!
っていうこれまた野暮な突っ込みをしたくなるほのぼの映画なのでした。

いろいろ考えさせるような流れなのかもしれんけど、あまりしっくりこない感じ。

駄作ですねぇ、と切り捨ててもしょうがなし、これからの行く末かもしれない。
今日を元気に生きようと、改めて思うのでした。

映画『終わった人』公式サイト
「定年って生前葬だな…」衝撃的な書き出しで始まる内館牧子のベストセラー小説 「終わった人」がついに映画化!主演:舘ひろし、黒木 瞳。映画『終わった人』2018年6月9日(土)全国公開 #終わった人

” desc=”ラジオドラマの脚本コンクールで自作が採用された。ところが、放送直前になって主演女優が役名に不満を言い始めたことから、スポンサーやほかの出演俳優も次々に注文をつけだす。プロデューサーやディレクターは唯々諾々とそれを受け入れ、シナリオはどんどん書き替えられていく…” ]

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