決算部署での死闘編その2-本社勤務のサラリーマン激務時代を振り返る

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すらまっぱぎ。
丹志井商店へようこそ!

過去の思い出をつらつらと書き連ねようと思います。

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決算は四半期ごとに行われ、決算が終わったら年末の決算予測をし、次回の決算に向けた反省会と他部署との打合せ、調整が一年中あった。

まさに、一年中決算をやっている部署でありチームだった。

異動して半年、当初の担当と異なるチームに配属となった。

備金担当

新たな任務は、正確な備金の計上である。

備金とは、まだ支払っていない保険金の事。

例えば、
・3/20に主人が死亡した
・保険会社に連絡したのはその2日後
・書類不備などがあった
・保険金待ちのまま3/31を迎えた
・4/2に保険金が支払われた

このようなケースでは、決算時点の3/31で、保険金はまだ保険会社にある。
しかし明らかに、保険会社には保険金支払う義務がある。
その義務が”発生”している。
コレがポイントになる。

決算は原則として”発生”主義で処理される。
そのため、備金のような細かい調整がどうしても避けられない。

実はコレは、避けられないのではなく、わざわざ面倒くさい事務フローを昔々に構築し、その簡素化や効率化が行われなかったというだけなのだが…。

保険金担当にしばかれる

備金の計上は、保険金の支払実績と表裏一体である。
上記の例だと、3/31に保険金が支払い完了!となれば、備金でなく、保険金として計上する事になる。

ややこしい事に、銀行の都合で送金途中であっても、備金として認識していた。

コレは会社によってルールが違うかもしれないが。

備金については、そのデータを保険金支払部署からもらって、重複計上されていないかといったチェックを実施する。

それで、データの削除を依頼したり、前回と金額が変わっていたら照会したり、細かい作業なんですわ。

んで、コッチがミスると、保険金部署の海千山千マネージャーに電話でしばかれるという。
なかなかキツい担当なんですわ。

なぜ重複するのか?

死亡が発生して保険金を支払うまでは、毎月もしくは毎年のように保険料をお支払いいただき、その一部を将来の保険金支払いに向けて積み立てる。

コレを責任準備金と言う。

ざっくりいうと、

  • 生きている→責任準備金(負債計上)
  • 死んでいる→備金(負債計上)
  • となる。
    決算資料を作り、経営層と投資家に見せる財務諸表を正確に期限通りに作るのが至上命題なわけですが、この重複計上が手痛いミスになる。

    もちろん、全データを手作業チェックできるはずもなく、システム的に重複を避けるようにデザインされてはいるが、追込み処理と言って、後から

    “(期限過ぎてるけど)これも!”

    という追加がいくつも発生する。

    この追込み処理というのが、諸悪の根源なのかもしれないが、キチンと対応した。

    重複が無いように、正確に。
    時に、数千万単位で修正が発生した。

    備金担当としての決算

    一年たち、年度末決算を備金担当として対応した。
    データを固めるのが普段の10倍以上の負荷がかかった。
    もちろん、休日出勤した。
    辞めたくなった。
    長いときは15連勤位はしたように思う。

    とは言えなんとかこなし、備金担当としては任務を全うした(たぶん笑)

    そして2回目の年度末決算を乗り越え、また担当のシャッフルがあった。

    この部署では、決算が終わってから人事異動をさせる事で有名だった。
    先輩方がポツポツと異動していく。

    自分は、

    備金担当などを取りまとめる、チームリーダーに抜擢された。

    (チームリーダー編につづく)

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    コメント

    1. […] 比較的、業務は余裕があったように思う。2回目の決算だったこともある。 […]