鴨撃ち事始め 北海道狩猟メモ#1

旅行記

鴨猟の解禁日は北海道が一番早く、10/1からです。

狩猟免許を取った2021年、初の鴨撃ちは周囲のサポートもありまして予想以上に楽しめました。
来年に向けて、雑感メモです。

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解禁日、鴨撃ちへいざゆかん

昨年は銃を持たずに鴨猟に同行だけさせてもらい、実地の予習はこなしてきました。
自然相手のことなので、毎年状況は変化するようです。
鴨撃ち解禁は10/1ですが、9月下旬から現地入り。

予習を兼ねて、予定ポイントに何度か足を運びます。
実際に鴨がいるかどうか確認するのはもちろん、
距離感や鴨が飛んでいきそうな方向を予想してみます。

この写真では、たまたま池を横切るように飛んでいますね、さてこの距離で散弾が届くか?
回収までできるか?

のように、具体的に妄想してみます。

鴨撃ち ポイント下見

大きな池だと、ネットだけでは対応できず回収が困難になることもあるようです。
山賊ダイアリーでも回収のシーンが沢山出てきますよね、

まだ撃ってもいないのに回収の心配するのはちょっと気が早いかもしれませんが、、

その他、大自然が豊かな北海道とはいえ、銃の撃ち方には気を使います。
矢先には注意です。

鴨撃ち ポイント下見

鴨撃ちデビューの日

夜明け前の5:00集合、地元のアニキに連れられて北海道某ポイントへ。
車で集合、ポイント近くでしばし待機、LINEでやり取りしながら細かい注意点を聞いておく。

割と有名?なポイントらしく、警察の見回りが時々来るとか来ないとか。
そういう事もあって、所持許可・狩猟登録症・バッジなど基本的な所持品があることを再確認。

5:30ごろ、夜が明けてきて明るくなってきます。
朝もやが濃い、地元では「ガスかかってる」という表現がぴったりな濃霧の朝。

発砲ができる日の出時間に向けて準備。
ドアの閉める音にも気を使いながら、銃を持ってゆっくりとポイントに向かいます。

田んぼのあぜ道をゆっくりすすみ、水面が見えないように近づきます。

「いるね、マガモ」

アニキが先に気づきましたが、自分は見えません。
視界には入ってるはずですが、慣れないと鳥はなかなか見えないんですね。

2人同時に池に近づき、飛び上がる鴨を撃つ、というシンプルな作戦。

(いくぞ??)

5メートルほど離れたアニキはそんな素振りを見せた。
おもむろに土手に上がり、銃を構えながら、鴨を威嚇するために大声を出します!

「がぁっっ!!がぁっっ!!がぁっっ!!」

鴨が一斉に飛び立つ、

「ばばばさばばばさばばばばさばさばばばさばさばさばさ、、、、」

その数20羽くらいでしょうか、

自分も土手に上がって構えますが、さて困った、

(どいつ撃てばええんだ??)

沢山いすぎて、狙いが定まりません、、、、

アニキが2発発砲、その後2発発砲、残念ながら逃げられた模様、

数秒後、
その一団が遥か彼方へ過ぎ去ったと思ったら、
手前の柳の影にいた数羽が飛び出してきた!

「ばしゃばしゃばしゃ、、」

その距離数メートル、水面からほぼ垂直に上がって方向転換をしているように見えた。
トラップやスキートで経験した、「追い矢」のような感じ、
目の前、銃は構えて照星もいい感じ、矢先に危険はない、

けど、残念ながらトリガーは引けませんでした。。。。。

なんと、初日の初場所はボウズどころか、発砲さえできないという痛い出発なのでした、、、。

☆ ☆ ☆ 

気を取り直して、次のポイントへ。

アニキが突っ込み、出てくる鴨を迎え撃つという作戦。

事前に矢先は確認、今度こそ、、

「ばさばさばばさばさ、、、、」

数羽来た!

(今度こそ!)

矢先には空しかない、
やっとの思いで初発砲です。
(もちろん外れましたが、、、)

その後、チャンスに恵まれ、半矢で回収できなかったものの獲物にヒットできるところまで場数を踏めました。

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単独で鴨撃ちする日々

10/1,2と鴨撃ちに同行させていただき、3日目からは単独で行くことに。

念の為、注意点をアニキに聞いておきました。
幸い、そこまで細かいルールや縄張りはほとんど無く、
トラブルにならないよう矢先には十分注意してくれ、とのこと。

一人で行くには、鴨がいて、一人でも撃てて、なおかつ回収できるポイントに限られます。
ですので、単独鴨撃ちは手頃なポイント数か所をローテーションして回るのが現実的でした。

Aポイントに日の出直後から行き、運が良ければそこで1羽、
Bポイントへ移り、そこでもう1羽、休憩兼ねて2羽分腸抜き。
Cポイントへ行くも、鴨がおらず空振り、
最初のAポイントに戻ってみたらまた入ってる!すかさず3羽目をゲット!

午前中にマガモ3羽が最高でした!

鴨撃ち 獲物ゲット

事前にお借りした8メートルのタモ網が大活躍。
本当に手元にあってよかった、、、

鴨撃ち タモ網が大活躍
鴨撃ち タモ網が大活躍

撃った鴨はその場で腸抜きします。
その後はまだ移動するので車保管、新聞紙にくるんでから、
発砲スチロールの箱に板こおりで冷却するが定番の保管方法ですね。
鴨撃ち 獲物ゲット

腸抜きは特別なツールではありませんが、ガットフックのようなものでなく、針金等で自作している方が多かった印象です。
たくさんあるよ、とのことで私は複数本使わせていただきました。

鴨料理はシンプルに

もともと、銃を持ちたいと思ったのもジビエ料理がたべたいからなんですよね、
ついに、自分で仕留めた鴨を捌いて料理して食べるという、感動的な瞬間が目の前に!

下ごしらえは大変そうですが、、、、
鴨の羽むしりは豪快に行きましょう。

ちょいとくらいでは皮は破けませんし、
意外となんとかなります。

野生の血がついてしまうと危ないので、
手袋をして、ナイフ・包丁・キッチン鋏を用意して捌きます。
鴨を捌く

事前に予習した本はこちら:

けっこう具体的に捌く手順が書いてあります。
とはいえ、本をめくりながら捌くのは至難の業。

ある程度知識を蓄えたあとはもう手で触れてみて、
自分なりにやってみるのが良いと感じました。

肋骨あたりを鋏でガシガシと切っていきます。
丸鳥がぱかっと2つに割れ、
腸抜きされた内臓がごろんと出てきます。

ここまでくれば、ほぼゴール。

胸肉ともも肉すこし、あと内臓はハツ・レバー・砂肝が取れればOKです。
砂肝は鴨肉の中でも一番人気なようで、
中には「砂肝しか取らない」という方もいらっしゃるそうです。
鴨を捌く
羽むしりから始めて2時間ちょい、
やっとお肉に見えてきましたね。
鴨を捌く
このあと、炭火を起こしてシンプルに塩胡椒でいただきました。

カモガラはスープに

鴨を2羽ほど捌くと、それなりのサイズ感のあるお肉とガラが出ます。
ガラは廃棄するのももったいないので、スープを取りました。

2-3時間ほど煮込みでみて、少々アクが出ました。
できるだけきれいに漉してあげると、金色がかった、ほんのり塩味を感じるような良い出汁が。
そばつゆにしたり、鍋にしたり、活用方法はたくさんです。

その後、ジビエブックを2冊追加購入して知識をさらに。

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来年の鴨撃ちに向けて

午前中に3羽取れた日には「定量行けるんじゃ??」などと思ったのですが、
まあそこまで甘いものでもなく、疲れも相まってうまく当たらないようになってきました。

ビギナーズラックも使い果たしたようで、、、

ある程度慣れているはずの来年は、定量の一日5羽を1回でも達成してみたいものです。

道具を追加しようか?

初回の鴨撃ちデビューでわかったこともありますので備忘録的に。

ネットは自前で揃えようと思います。
今はカーボン製で9メートルまで長いものがあるんですね。
あとは鴨キャチャーを自作してみようかと。
ハゲかけ針と重り、ウキでなんとかならないか、、、
スリングショット、
鴨の追い出しに有効かなと思いましたが、両手塞がりますし要らないですかね、、、
パラフィンワックス、
羽むしりに便利なんでしょうね。
一度買っておけば複数回使えると言うことですが、
これあれば数時間で5羽くらい処理できるかな、、、??

来年の鴨撃ちが楽しみです、
猟期前から少しずつ、練習していこうと思います。

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2年目のメモ

次の年、同じポイントで鴨撃ちを1ヶ月ほど実施しました。
昨年の反省点を踏まえ、ある程度はうまくできるようになりました。
その中でも気づいた点をメモしておきます。

解禁日・渡り鳥・海ガモは独特?

2年連続、解禁日の鴨撃ちをしましたが、やはり「鉄砲に慣れていない?」ような鴨が沢山います。
例えば1つの池で鴨の群れが2箇所に分かれることはよくありますが、そのうちひとつだけ散弾の音で飛び立ったとしても、もう一つの群れは「何が起きた???」と、周囲を見渡すものの、「逃げない」事がよくありました。
なので、最初の群れを外したとしても、次の群れで仕留めることも可能な事がありました。

これが多数の群れで起きると、5回位連続で弾を込めて発射、みたいな事になりとても忙しくなります。

もうひとつ面白いなーと感じたのは海ガモです。
海が近いので、一つのポイントにキンクロとマガモが混在していることがよくありました。
当然(??)、マガモから狙うのですが、マガモを外しても「逃げない」キンクロによく遭遇しました。
地元の方いわく、「海ガモなんて誰も食わねぇよ」と言っていたので、完全に外道扱いのようです。。
私は鴨パテ(テリーヌ)の材料にしたいので、ありがたく居鳥のキンクロを仕留めました。

鳴き声・水面のゆらぎ

イヤマフ付けているとなかなかわかりにくいですが、池に近づくときに鳴き声・羽の音が聞こえることがあります。
まあだからといって捕れるかどうかはまた別問題なのですが、、、心の準備にはなりますね。

池によっては飛び立つパターンが共通していることもあって、「いるかどうか」はかなり重要なファクターになりえます。

海の荒れ方・大雨の時

私が鴨撃ちに出向くところは海から遠くなく、海・風の影響を大きく受けます。
傾向的に、海が荒れると山の方に鴨が避難し、雨が降ると、普段なかなか鴨が飛来しないような池でも鴨がいたりしますので、鴨撃ち的には油断できません。

羽むしりをどこまでやるか

胸肉周辺だけでよいのではないか、というのが個人的結論です。
丸鶏を使ってオーブンで丸ごとロースト作ったりとか、そのレベルの料理に使うには、背中まで全部キレイに羽むしりすべきでしょう。

ですが我が家の場合には、主にBBQで炭焼きにしますので、胸肉に皮がついていればそれで満足だったります。
もも肉は皮を残さずに剥いでしまって、手羽元はマガモくらい大きいかもでしか食べません(捨てずに鴨ガラスープに使います)。

そして鴨撃ちしている北海道は外の私有地内で羽むしりするのも良いですが、鴨撃ちポイントで大雑把にむしってしまう人も多くいました。
自分はなんとなく2羽くらいとれたら、休憩がてら羽むしり・腸ぬきして目立たないように廃棄します。
田舎だと、たいていは生ゴミ集めるスペースや焼却炉がありますので、そこに入れるようにして、ポイントにはなるべく残さないようにしています。

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それではこのへんで。
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四季のブログ/丹志井商店

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